海外パックツアーの選び方・楽しみ方 レビュー

経済評論家の佐藤治彦氏の海外パックツアーの選び方・楽しみ方を読んだ。パックツアーを対象にしているところが面白い。

旅行に慣れてくると、パックツアーではなくいわゆる自由旅行の方がいい、ということも聞くが、そこを敢えて、パックツアーをどう楽しむか、という視点で書かれているところが興味深い。

航空券は自分でとって、または、特典航空券を申し込んで、ホテルは立地のいいところを選んで、時間を有効活用していこう、というのが自由旅行では多いと思う。

しかし、パック旅行では、団体行動なので時間が拘束される、興味のないところにもいかなくてはいけない、免税店などの土産物店に強制的に連れて行かれる、といったデメリットを、どうやって克服するか、対策するかが書かれていて、なかなかに面白かった。それほど目新しい情報、ということでもないかもしれないが、パック旅行にこだわって行き続けた結果の一つの結論なのだろう。

また、後半には、いくつかの国について、どこが見所なのか、というポイントがまとめられている。通常、旅行の案内だと、どこそこの名所は見た方がいいとか、どこそこはがっかりする、といった個別の観光スポットの紹介になるが、パックツアーといった視点であるため、パックツアーに足すなら、といった視点が面白い。つまり、パックツアーをより楽しむならこうすべきだ、といったプランの提案になっており、行ったことがなくこれから旅行に行こうとしている国だけでなく、すでに旅行に行ったことがある国についての情報も、なかなか面白くよめる。フランスはパリのルーブル美術館は、入場までに1時間から2時間待つことが必要。他の国でもそんな美術館はよくあるが、パックツアーで行けば、並ぶことなく入場でき、ツアーから離れてしまえば、そのまま見学もできる、といった、パックツアーをどう使い倒すか、という視点がとてもよい。

航空券やホテルや各種観光地の入場や交通手段がひとまとまりになり、安く行けるのはたしかにお得感はある。自由旅行にはない特典をどう使い倒すか、という視点の情報を得て、今度の旅行の参考にもしたいかな、と。


本当にお値打ちな海外パックツアーの選び方楽しみ方
扶桑社
2016-07-24
佐藤 治彦

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 本当にお値打ちな海外パックツアーの選び方楽しみ方 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


この記事へのコメント