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<<   作成日時 : 2008/04/06 11:49   >>

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仕事のためでもなく、勉強のためでもなく、ただ単に面白そう、ということで読んだけれど、
本当に面白かった。
最後まで一気に読んでしまった。

「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)

どんな本かというと、イギリス人が日本について書いた本。
イギリスにいたときと、日本がどれだけ違うのか、何が違うのか、
そんなことを綴ってある本だった。
内容としても、日本はすばらしい、ということが主な内容であったために、
好意を持ったのかもしれない点は、多少否めない。

しかし、日本の正す点や、正すのがいいのか、いまのままがいいのかを
考えさせられるものがある。
最後に書かれていたが、郷に入っては郷に従えについて書いてある。
ここではローマ人としてのたとえとなっているが、
違いについて、矛盾がある、おかしいと感じることを外国人がしても
寛容であると書いてある、そして、ローマ人もその方が正しいと少なからず思っている。
だそうだ。

たしかにそうかもしれない。

ただ、ジョークについては気に入らなかった。というか、嫌いだ。
うそをついているのがいやだ。本の中では日本人は正直でうそをつかない
世界でも有数の人だと書いてある。
つまり世界中の人々はよくうそをつくそうであるが、
うそをつかない日本人である僕は、ジョークの中に含まれるうそがとても嫌だった。
そのうそを聞いたときの雰囲気がどうか、ということによるのかもしれないが、
あたかも真実であるかのように書かれている。それを信じてしまった人のことを考えると、
とても嫌な気分になる。

もうひとつ、日本のここが違っている、ということが書いてあるが、
中にはよく分からないものがあった。つまり、僕が普段日常でなんの疑問も
もたないようなことが違うと書いてある。何がどう違うのか、理解できず、
不思議な感じで一杯になった。
まあ、これは、嫌だとかそういうことではなく、背景知識が違うので仕方が無い。
ただ、本書の内容がよく分からなかった点で、ちょっと残念である。

しかい、総じて、楽しい本である。
本を読みながら、これだけ大笑いをしたのはホントに久しぶりだ。
本当に大きな笑い声をあげてしまった。
カフェや電車の中で読んでいなくて良かったと思ったほどだ。

最後に、よかった点。
人が親切であると書かれている。いくつかエピソードも載っている。
そんな親切に心打たれている著者を悲しませるような日本になってきていないだろうか。
一つ一つのエピソードでは、つい、涙してしまいそうになった。
その意味は、日本もまだ捨てたもんじゃない、という思いと、
いつまでこんな親切のエピソードが生まれてくるのだろう、なくならなければいいのに、
ということだ。
「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)

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2008/04/06 15:37

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